ステパス100人プロジェクト

児童養護施設等の子どもたち100名に海外体験の機会を提供したい!



ステパス(Step passport)は、九州県内の児童養護施設や里親家庭等に入退所する児童を対象とした、海外体験機会を提供するプログラムです。

施設等児童本人が日本を飛び出し「自らの可能性に気づく機会を提供する」ことをテーマとして実施しています。

未来を拓くための海外体験留学ブログラムを運営する理由

世界を体感し、夢を描く機会を!

児童養護施設等に入退所する子どもたちの多くは、親からの虐待などによる経験から「自信」や「自己肯定感」を持つことが比較的難しい状況にあり、自らの将来にも悲観的になる傾向がみられます。

そのような中で、日本の常識にとらわれず、世界を体感することで得られる自信や可能性があると私たちは考えています。

事前の準備期間、及び現地での文化体験、語学研修、ホームステイ体験等を通じて、対象児童の国際性や自信を養うと共に将来への夢を描く機会を提供します。

施設に暮らす子どもたちを海外へおくる意義

子どもたちを負の連鎖から導き出す方法

私たちは、子どもたちを負の連鎖から導き出す方法は、幾通りもあると考えています。その中から私たちは、海外という一つのアプローチによって、子どもたちの未来への可能性を大きく引き出そうと考えています。

例えば日本を出て初めて気付くこと、得ることができる多くのものがあります。周りの人への感謝、日本の素晴らしさ、国際感覚、自信、新たな価値観など人によって様々です。

また同時に、海外へ出ることで生きるのに不要なものにも気付くこともできます。それは、不平不満、嫉妬や見栄、物欲やしがらみ、憎しみや人と比較する劣等感まで、日本で無意識に囚われていた様々な楔(くさび)を開放するきっかけを得ることができるのです。

まずは自分自身の可能性に気付くこと、それこそが子どもたちの社会格差の連鎖を断切る最初の鍵だと私たちは考えています。

 

2022年末までに100名の児童養護施設等に入退所する児童に海外体験の提供を目指しています!

負が連鎖する社会から、支援が連鎖する社会へ



様々な痛みを知る児童養護施設に入退所する児童に海外を体験する機会を提供し、負が連鎖する社会から支援が連鎖する社会を創りたい。そう想い描いて2012年に当法人を設立しました。

過去3回の事業実施により7名の施設等児童に海外体験の機会を提供してきましたが、法人として設立5周年を迎える2017年から 「法人設立10周年となる2022年末までに累計100名(残り93名)の施設等入退所児童への海外体験機会の提供」 を目標とした ステパス100人プロジェクト を開始いたします。

*応募には在所施設(又は退所施設)職員からの推薦書が必要となります。
*現時点では当機関が福岡を拠点としている為、サポートできるエリアの対象として応募は九州県内の児童に限定させて頂いております。

過去の実施実績

2014年度、2015年度、2016年度の過去3回にわたり、多くのご支援をいただき実施することができました。
→ 過去実施報告書

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参加者感想文

【男児・高校2年生】
最初に話を聞いたときは、正直行くかどうか迷いました。いってみたいというワクワク感と、事故やアクシデントがもしあったらという不安でいっぱいでした。

オーストラリアでは、普段日本では見れないような光景ばかりですべてがおどろきと感心で満ちていました。

このプログラムに参加して本当によかったと、心から思います。今回の体験は将来をすごしていくためのよい経験に成ったと思います。そして今回の体験で海外に少し関心が持てました。次は自力でいけたらと思います。

【男児・専門学校3年生】
私はカンボジアにてボランティアをさせて頂きました。初めての海外という事もありとても不安とワクワクが入り混じってのスタートとなりました。

カンボジアでは、幼稚園、小学校、障がい児保育、孤児院等を訪問させて頂きました。一緒に遊んだり、日本の折り紙や遊び歌、縄跳び遊びをクメール語に変えて伝える事もさせていただきました。

私は将来児童福祉、教育の観点からの事業を起こしたいと思っています。そのためにも、世界から見た日本を知りたい。そう思って今回参加しました。

カンボジアは正直住みやすい国ではありません。しかし、人の温もりや近所付き合い、家族や村全体を通した子育て。そして学ぼうとする姿勢は日本では中々見られない景色でした。あって当たり前。学べて当たり前。日本にいたときは様々な事が当たり前でした。でも、当たり前ではない生活を経験した事で見える景色、価値観を手に入れる事が出来ました。

私は四月から児童養護施設で指導員になります。この経験をこれから携わる子ども達に工夫しながら伝えていけたらと思っています。

*画像は本人及び団体の許可を得て掲載しています。

2、施設職員アンケート

【施設職員1】

(渡航前は)期待と不安の入り混じった様子で、英文を一生懸命考えていました。(帰国後は)英語の必要性を留学前よりも実感できたようで、もっと勉強しようという意欲が湧いたようです。帰国後の笑顔から、留学中が大変充実したものであったことを感じました。

【施設職員2】

プログラムが決まってからは、とても楽しみにしており、勉強にも取り組んでいました。又帰国後は学校の英語の授業でも今まで以上に理解できるようになったと喜んでいます。本人の中でも沢山のことを感じ、学んだプログラムになったと、表情を見て分るようになりました。

施設の子どもたちの海外体験を実現する「皆様からのご支援」

当法人の海外ネットワークの活用と皆様からの支援によって実施しています。

航空券を含む渡航費から現地での滞在費まで、プログラム実施にあたり凡そ1人の生徒に対し約25万円~ 30万円程度の費用が必要となります。それらの費用は当法人の資金に加えて、スポンサー企業様からのご支援や個人の市民の皆様からの寄付によって実施しています。

現在の目標達成度

施設等児童100人にプログラムの提供ができるよう、実施総額3000万円を募集します。皆様からの多大なご支援を心から感謝いたします。

*今後体制が整い次第、進捗情報を月に一度公開更新して参ります。
*プログラムは一度に100名ではなく資金の集まりに応じて複数回実施して参ります。
*ご支援金がプログラム実施経費を上回る場合は100人を超えても継続いたします。
*対象児童によっては海外体験実施後に長期渡航支援に移行する場合がある為、支援児童数は累計とします。

ご支援の方法

1. クリックで寄付




goodooのサイトより、当機関のページにて応援ボタンをクリックしてください。
毎日1回クリックで寄付して頂くことができます。
→ goodoo

2. 不要な本で寄付




チャリボンのサイトより、不要本の回収に申し込んでください。
買取金額に応じて寄付されます。
→ チャリボン

3. 留学で寄付



留学したい知人・友人に当機関をご紹介ください。
当機関は一般のお客様の留学をサポートする「スマフラ留学」を運営しています。

一般的な営利企業よりも低予算で海外留学のサポートを行なっております。当機関を通じてご留学を頂きましたその収益の一部はステパス実施の運営費に充当させて頂きます。
→

→ 「スマフラ留学」の詳しい内容はこちら

4. 銀行振込で寄付




【金融機関】 福岡銀行
【支店名】  本店営業部
【普通口座】 6486387
【口座名義】 トクヒ)コクサイキヨウイクシエンキコウスマイリーフラワーズ


【金融機関】 ゆうちょ銀行
【支店名】  七四八
【普通口座】 0899335
【口座名義】 トクヒ)コクサイキヨウイクシエンキコウスマイリーフラワーズ

今後、銀行振込やクレジット決算などの環境も整えて幅広い方法でご寄付の受付を増やすことを検討しております。

日本一紹介の多い留学会社を目指すスマイリーフラワーズは 092-791-4360 まで