マイナスだと思っていた大学休学は逆にプラスだった。トロント、ワーホリ体験談

2017-10-13

山筋悠紀さん
留学先:トロント 
形式:ワーキングホリデー

マイナスだと思っていた大学休学は逆にプラスだった

高校時代にアメリカに3週間ホームステイをしたという山筋さん。その時、自身の想像以上に何もできず、このまま社会人になったら絶対に後悔すると感じたため、大学時代に短期で留学すると心に決めていたとそうです。

実際は短期留学ではなく、長期での留学に行かれました。山筋さんは当初、長期留学だと大学を休学しなければならず、同学年の人よりも卒業が遅れ、「高校卒業→大学進学→就職」という通常のレールを外れてしまうことに少しためらいがあったそうです。

しかし、自分の人生なのだから、自分のしたいことをしたい!という一心で、長期留学を決断されたそうです。結果的には、長期留学でも帰国後の就職活動には影響がなく、むしろプラスに働いたそうです。


今では、周りの人よりも長く学生時代を過ごすことができてラッキーだとさえ感じているとのことで、長期留学では短期留学期間中には気づくことができなかったことに気づくことができ、日本の良さを再認識できたと語ってくださいました。

ローカル環境で働くなどの目標を立て、達成!

ワーキングホリデーという留学の形式を選んだ山筋さんは、語学だけではなく、様々なことに挑戦し、より多くの体験をすることを目的として留学されたそうです。


具体的には、日本人のいる環境ではなく、現地の仕事に就くことや、TIFF(トロント国際映画祭)のボランティアをすること、カナダ人とバスケをすることなど、「カナダでしかできない」という点に焦点を当てて動かれていたそうです。留学期間中に、自身の立てた目標をすべて達成することができたと笑顔で語ってくださいました。

オススメの休日の過ごし方

3日程度の休日にモントリオール旅行

山筋さんは、おすすめの休日の過ごし方を2つ教えてくださいました。1つ目は、休日が3日間程度ある場合、泊まりがけでモントリオールケベックに旅行に行くことです。

フランス語圏であるモントリオールケベックは、雰囲気もトロントのそれとは違いヨーロッパ風で、トロントとはまた違った町並みを楽しむことができるそうで、また、アジア人が少ないというのも特徴のひとつだそうです。

ナイアガラの滝を観光


2つ目は、休日が1日の場合のお勧めとして、ナイアガラの滝を見に行くことだそうです。トロントからバスを使って1000円前後で行くことができ、圧巻の眺めを体感することができ、更にはナイアガラの滝を見ることで、カナダに来たという実感がより強く湧くそうです。

留学中の失敗談


レストランをクビになるというハプニング

山筋さんは、失敗談を2つあげてくださいました。1つ目は、山筋さんが最終的に働くことになるレストランとは別のお店で、そのレストランの面接に合格したものの、その後の研修期間でクビになってしまったことだそうです。

理由は、山筋さんが誤ってレストランにお金を持っていないお客さんを招き入れてしまい、結果的に無銭飲食をさせてしまいそうになったことからクビになってしまったそうで、山筋さんはこのことを、自分がお客さんともっときちんとコミュニケーションをとることができていれば、未然に防ぐことができたかもしれないと振り返っていらっしゃいました。

早すぎる英語についていけないことも


2つ目は、最終的に働くことになったレストランで、入りたての頃に、現地スタッフの英語の発音が速すぎて聞き取れなかったために対応が遅れ、周りの人に頼りにされなかったことだと教えてくださいました。

山筋さんは、自身の英語力を補うために、遅刻は絶対にしない、ミーティングには必ず出席し欠席していた人に内容を教えるなどの行動をとったそうです。そしてこのような行動が評価され、山筋さんは見事ベストワーカー賞に輝き、その時に貰ったバッジは宝物だと語ってくださいました。

「価値観」と「視野の広さ」を得た

山筋さんが留学を経て得たものと自身の中で変わったものは、「価値観」と「視野の広さ」だそうです。カナダは、日本と違ってLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)の人々が寛容に受け入れられているそうで、山筋さんは、LGBTの人々と関わる中で、誰が誰を好きになるかは個人の自由だと感じ、「自分の常識が当たり前じゃない」ということを痛感したといわれていました。人は育ってきた環境の違いで考え方が変わるということに気づくことができたため、考え方の幅が広がったそうです。

1番印象に残ったこと

山筋さんの1番印象に残っていることは、初めて自分の英語でカナダ人に研修を行った
ことだと教えてくださいました。カナダ人はメモをとる習慣がないようで、山筋さんは、2~3回言葉で説明した後に実践させるという形式で、研修を行っていたそうです。

 



また、研修中、英語で何と言って説明すれば良いか分からない時は、カナダ人の研修生に「これは英語で何と説明すればいいの?」と尋ねながら進めていたそうで、山筋さんは、自身が受け持ったカナダ人の研修生ととても仲が良くなり、その研修生から「あなたが来てくれて良かった」と言われたことがとても嬉しかったそうです。

これらの経験は、山筋さんにとって、自分に自信を持たせてくれたと語ってくださいました。

これから留学する人、迷っている人へ向けて一言

留学に行った人の中で、「行かなければ良かった」と言う人を見たことがないという山
筋さん。自分が行きたいと思った時に行ってほしいと語ってくださいました。

たとえ留学先でも、思った以上に簡単に日本語に浸って生活することも可能な中、「自分で環境はつくることができる」と力強くおっしゃっていました。周りに日本人が多くても、英語が話せなくても、一歩踏み出してほしいと語ってくださいました。

スマイリーフラワーズを選んだ理由、良かった点

山筋さんがスマイリーフラワーズを知ったきっかけは、ご友人の紹介だそうです。アメリカのホームステイを経て落ち込んでいた山筋さんは、スマイリーフラワーズのスタッフの中村さんと出会い、中村さんが自分の心中を察してくれたと言われていました。

スマイリーフラワーズのスタッフの方々は、資金よりも1人1人と向き合ってくれたそうで、ビジネスというよりも、人の温かみを感じることができたと語ってくださいました。

また、留学の資金を自分で貯めて払った山筋さんにとって、スマイリーフラワーズのスタッフの方々が、まとめて支払いを要求するのではなく、山筋さんの立場を考慮して、1つ1つ、期限ぎりぎりまで支払いを待ってくれたことが、本当に助かったとおっしゃっていました。

それに加え、留学に行く前と帰国後のサポートも充実しており、留学中に、山筋さんの航空券に不備があった際にも丁寧に対応してくださったことも良かったと語ってくださいました。

私がインタビューしました♪ 編集後記

インターン生 福岡女子大学 山本
今回、山筋さんのインタビューをさせていただいて、私は、山筋さんの意志の強さをひしひしと感じました。海外留学に際し、不安なこともたくさんあったと思うのですが、ボランティアをしたり、現地のレストランで働くことを選択したりなど、自ら率先して新しい環境に飛び込んだ山筋さんの姿勢に、心打たれました。お忙しい中、時間を割いていただき、ありがとうございました。