留学経験後、大手企業を含む2社から内定!いい意味で「バカ」になれ!松野尾賢さんインタビュー

2017-09-22

留学経験をアピールして大手企業を含む2社から内定をもらわれた松野尾さんへのインターンによるインタビュー記事です。


松野尾卓さん
留学先:トロント 
形式:学生ビザ

きっかけ

高校生時代から海外に漠然としたあこがれを抱いていたという松野尾さん。グローバル化が進む現代において、英語を話すことができた方が、自分の可能性が広がるだろうと考えていたことに加え、時間に余裕のある学生時代のうちに、留学に行きたいと思ったことがきっかけだそうです。


ケンブリッジ英語検定が目的

英語を学ぶこと、特にFCE(A Cambridge English: First)(ケンブリッジ英語検定)の資格を取得することが目的だったそうです。

FCEは、英語圏の国に住んで手に職をつけたり、英語での授業を理解することができたりなど、英語を使って日常生活を送ることができる程度のスキルを持っていることを証明するものです。

カナダでのおすすめの休日の過ごし方

家を出て、学校などでできた外国人の友達と出かけることが、松野尾さんのおすすめだそうで、夏の間ほぼ毎日開催されていたフェスティバルを見に行ったり、観光地や、コリアンタウンやリトルイタリーなどの様々な国籍の町に遊びに行ったりしたことも、とても楽しかったと教えてくださいました。




留学中の失敗談

フィリピン系の家庭にホームステイした松野尾さん。ホームステイ当初は、自分の英語がホストファミリーになかなか伝わらず、また、彼らが何を言っているのかも分からず、大変苦労されたそうです。

そのため、ホストファミリーとコミュニケーションをとることに怖じ気づいてしまい、自ら、彼らとの間に壁を作ってしまっていたと言われていました。



その時、会話することに対する後ろめたさと共に、自分から積極的に話しかけることができていないことに悔しさを感じた松野尾さんは、まずは英語を話せないと始まらないと感じ、1日10時間にも及ぶ英語の猛勉強を始めたそうです。

英語や文法の暗記や音読に加え、授業でクラスの誰よりも積極的に発言するよう心がけたり、買い物に行った際は、店員さんに話しかけてみたりと、積極的に行動されたそうで、ホームステイ先でも、「おはよう」の挨拶から、その日の出来事についてなど、自分からどんどん会話をするようにしたそうです。

このような松野尾さんの行動が功を奏して、自身の英語力が向上しただけでなく、ホストファミリーとも良好な関係を築きあげることができ、「ホームステイに残ってほしい」と言ってもらえるまでになったそうです。



留学を終えた今、非常に良い経験だったと感じると共に、最初からもっと積極的に行動できていれば、という後悔の気持ちも拭いきれないと言われていました。

留学を経て得たもの、変わったこと

松野尾さんが留学を経て得たものは、上記でも触れた「積極性」だそうです。また、変わったことは、様々な文化に触れたことで、自身の考えの「幅」が広がったことだそうです。

自分とは違う意見の人がいても、「こんな考え方もあるのだな」と思うことができるようになり、またそれらの文化と日本とを比較することもできたそうで、改めて、日本の良い面や悪い面を知ることができたと仰っておられました。このように、物事を広い視野で見ることができるようになった松野尾さんは、自身の「引き出し」が増え、何を聞かれても答えることができるようになったといいます。



また、留学の経験は就職活動にも活かされ、大手の企業を含む2社から内定をもらうことができたそうです。

1番印象に残っていること

松野尾さんの印象に1番残っている場面は、カナダに降り立った時だそうです。
周りを見渡しても日本人はおらず、また、飛び交う言語は英語という現実を目の当たりにして、カナダに来たという実感と、これからやっていけるのだろうかという不安を感じたとのことです。


これから留学する人、迷っている人へ向けて一言

少しでも興味があるのならば、思い切ってやるべきだと語ってくださった松尾野さん。

留学先でも、日本人ばかりと過ごすのではなく、様々な国の人と一緒に過ごしてほしいといわれました。そうすることが、自分の常識を覆したり、自分の殻を破ったりするきっかけになり成長の糧になると思うので、いい意味で「バカ」になってほしいと語ってくださいました。

スマイリーフラワーズを選んだ理由、良かった点

松尾野さんがスマイリーフラワーズを知ったきっかけは、ご友人の紹介だそうです。NPO法人であるスマイリーフラワーズは、他社と比べ留学にかかる費用も安く、それに加えて、事前に英会話教室に無料で通うことができたのも良かったとおっしゃっていました。

留学中も、現地のエージェントとの提携があったため、心強かったといいます。また、帰国後も、様々なイベントがあり、英語力をキープすることができたり、日本にいながら外国人の友人ができたりすることも魅力のひとつにあげてくださり、国内でも自分の「幅」を広げることができていると語ってくださいました。

このようなことから、スマイリーフラワーズとは一生の付き合いができると仰っておられました。


私がインタビューしました♪ 編集後記

インターン生 福岡女子大学 山本


今回、松野尾さんのインタビューをさせていただいて、特に印象的だったのが「バカになる」という言葉です。留学での経験が、その人の価値観を変え、その人を大きく成長させる一つのきっかけになるのだなと感じました。

また、留学を通して自身の幅も広がったと話してくださり、松野尾さんのお話一つ一つにとても刺激を受けました。お忙しい中、時間を割いていただき、ありがとうございました。